マスト細胞はかゆみの火薬袋

かゆみの主犯格は、ヒスタミンとマスト細胞です。

マスト細胞は、炎症を起こす免疫反応を介し、
身体を防御するという活躍をします。

この「防御」という役割が、
マスト細胞の本来の姿なのですが、
現代は、アレルギーの主犯格としてばかり注目されています。

このマスト細胞とは、普通の白血球と同じくらい、
あるいは少し大きい程度の大きさで、
直径は10~30マイクロメートル、そして中心に核があります。

核の周辺の細胞質に、ヒスタミン、TNF-α、TGF-β、bFGF、
トリプターゼ、ロイコトリエンなどの化学伝達物質を含む顆粒があります。

このように、マスト細胞は、かゆみの火薬袋のように、
かゆみに関連する物質を抱えこんでおり、
この火薬袋が刺激され破裂すると、その部分にかゆみを感じることになります。

マスト細胞は、外部からの攻撃の見張り番として働く白血球でもあるため、
血液の中、皮膚の中、内臓組織など、全身いたるところに存在しています。

しかし、内臓のなかでマスト細胞が破裂しても、
下痢になるなどしますが、かゆみは起こりません。

なぜなら、内臓にはかゆみを感じる神経が通っていないからです。

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