マスト細胞

かゆみを感じるとき、その殆どは、
マスト細胞がヒスタミンを撒き散らすことに始まります。

かゆみの脇役

かゆみを伝える化学伝達物質は、主にヒスタミンですが、
そのほかにも、以下のような物質があります。

インターロイキン2(IL-2)

インターロイキン2(IL-2)は、アトピーのときに出てくる化学伝達物質です。

神経末端に作用し、弱いかゆみを引き起こします。

サブスタンスP(Sub-P)

サブスタンスP(Sub-P)は、痛みを伝える物質として発見された物質です。

しかし、後に、かゆみを修復したり、増殖したりする作用があることが分かりました。

インターロイキン1(IL-1)

インターロイキン1(IL-1)は、かゆみに関しては、メインの化学伝達物質ではありません。

皮膚をかき壊したり、虫に刺されるなどして、
皮膚の表皮細胞が壊れたときに出てくる炎症性の化学伝達物質で、
かゆみの炎症に間接的に関係しているものです。

しかし、ヒスタミンのように、C線維をかゆみの信号として
伝達するわけではありません。

あくまでも、かゆみを悪化させ、増幅させる因子としての働きを担っています。

インターロイキン8(IL-8)

インターロイキン8(IL-8)は、かゆみに関しては、メインの化学伝達物質ではありません。

腫瘍壊死因子-α(TNF-α)

腫瘍壊死因子-α(TNF-α)は、かゆみに関しては、メインの化学伝達物質ではありません。

皮膚をかき壊したり、虫に刺されるなどして、
皮膚の表皮細胞が壊れたときに出てくる炎症性の化学伝達物質で、
かゆみの炎症に間接的に関係しているものです。

しかし、ヒスタミンのように、C線維をかゆみの信号として
伝達するわけではありません。

あくまでも、かゆみを悪化させ、増幅させる因子としての働きを担っています。

プロスタグランジン(PG)

プロスタグランジン(PG)は、主に痛みを起こす化学物質です。

そして、かゆみの閾値を下げる作用を持っています。

この「閾値(いきち)」とは、刺激による神経の興奮が、
一定の水準まで達すると、脳に「かゆい」と認識させる興奮の
最小値のことを示しています。

つまり、かゆみの閾値を下げるとは、
かゆみを感じやすくなるということであり、
かゆみの閾値を上げるとは、
かゆみを感じにくくすることです。

このように、プロスタグランジンは、
かゆみの閾値を下げ、かゆみを起こす物質のひとつとして働いているのです。

 

 

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